赤ちゃんの眼の中で、眼のフイルムに相当する網膜の発育が悪く、血管の伸びが障害され、悪い血管が出て来て、増殖組織が出来たり、血液が吹き出て来たり網膜が剥げたりで、眼の発育発達が悪くなり引いては視力障害を残す事もあります。矯正視力が出ない弱視になったり、両方の目の向きが揃わずに内斜視、外斜視になる事もあります。
一般に小さく早く生まれたりしたら、未熟児を経過観察出来る限られた医療機関で小児科的ケアを十分に受けながら、チーム医療として同じ病院内の眼科から目の中の経過観察と治療を受けます。私もそういった専門病院で赤ちゃん達を治療して来ましたが、今診療所を開業して居る身では、その専門病院を退院した赤ちゃん達を経過観察する事は出来ます。