涙がうるむ、こぼれる、と流涙症の患者さんが、H市からも来院されました。約40年程前から『涙が潤む』のが続いている70才台末の方でした。アチコチの眼科に通院したが、目頭から鼻腔内に通じているはずの鼻涙管が塞がっていて顔を3cm切って傷を入れないと治らないと言われ、今まで放置していたそうです。
当院設置のCone CTで涙囊造影を行いましたら、両側の鼻涙管閉塞症の為に涙囊がパンパンに腫れ上がっており、局所麻酔で、鼻内視鏡を用いての日帰りで、両側同時に涙嚢鼻腔吻合術鼻内法を行いました。お顔を切開しませんから、お顔に傷が入りません。手術後もう半年になりましたが、先日突然来院され、丁寧に、お礼の言葉と喜びの言葉を頂きとてもとても嬉しく思いました。
涙がうるむ、涙がこぼれる
| 2018年10月19日 | お知らせ |