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涙が流れる 出る 止まらない、は流涙症の症状です


涙が溢れる、潤む、涙目、目やに、は流涙症の症状です。いつも瞼を拭いてばかりいるのでハンカチが手放せません。最近は目の周りが痒くて真っ赤になって見苦しくて困っていますという患者さんが増えてきました。20年30年も我慢していた患者さんが来院されます。直ぐに涙道専用CTで涙囊造影をすると涙点、涙小管、涙囊、鼻涙管、開口部、が描写され閉塞部位が特定できます。この中の鼻涙管が閉塞していることが多いようです。

この治療方法としては昔から涙囊鼻腔吻合術(鼻外法)が行われてきました。以前から行われてきた手術は目頭の顔を2.5〜3.0cm切開して行います。全身麻酔で入院して行います。顔を切開するので顔に傷が残ります。従って心にも傷が残る事になります。

これに対して涙囊鼻腔吻合術 鼻内法 という方法があります。顔を切開しないで顔に傷を入れない方法です。当院では15年前からずっとこの方法で手術を行なってきました。患者さんがたからはこの顔に傷が入らない方法をとても喜ばれています。心にも傷が入らなくなったのです。しかも当院では局所麻酔で日帰りで行なっています。

遠方から来られる患者さんに喜ばれています。当院は熊本県山鹿市に開業して29年になりますが、鹿児島県内から、先日は種子島と奄美大島からも患者さんが来院されこの方法でとても良くなったと大変喜ばれました。遠方から来院される方は前もってお電話を頂ければ効率良い方法で診療治療が出来ます。

 | 2018年1月29日 | お知らせ |